始めの頃は全部同じに聴こえます(^^;;
このシリーズでは即興で踊るタンゴでよく聴く楽曲を紹介していきます。
同じ楽団でも、年代や歌手、そのときの流行や録音技術の発達などにより、雰囲気が違ったりして、聴き比べると面白いです。
今回はシンコパ(シンコペーション)盛り盛り!
シンコパとは?
音楽学的なことを無視して(笑)ザックリとわかりやすく言ってしまうと、等間隔のテンポをa tiempo すなわちオンテンポ。いわゆる盆踊り的なテンポをシンコパ(シンコペーション)と暴力的に定義してしまいましょう。
まずは曲の中にこのテンポを見つけられるでしょうか?
見つけられたらそれを踊りにどう反映できるか?
シンコパが取れる踊りを目指して!まずは耳から!
<Una Emoción>
Ricardo Tanturi楽団
<Recién>
Ricardo Tanturi楽団
<La Abandone y No Sabia>
Ricardo Tanturi楽団
<Todo>
Pedro Laurenz楽団
<Recién>
Pedro Laurenz楽団
<Shusheta>
Carlos Di Sarli楽団
<Unión Cívica>
Rodolfo Biagi楽団
<El Cencerro>
Juan D'Arienzo楽団
<Paciencia>
Juan D'Arienzo楽団
<Gallo Ciego>
Osvaldo Pugliese楽団
もちろん、このほかにもたーーーーくさんシンコパは出てきます。
でも、どの曲でいつ出てくるかを知っていないと気持ちよく音に当てることは難しいですよね。なので、たくさん曲を聴いたり、レッスンやミロンガで掛かってるときに「いまのシンコパだ!」と聴き取れたらすごいですね!
テンポ自体は盆踊りにも使われているように日本でもお馴染みですので、どこにシンコパが隠れているか見つけ出してみましょう!